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びわの栄養がすごい!美容と健康に効く理由とおすすめの食べ方 N.D.Kitchen Wellness

今回のテーマは、びわです。
甘くてジューシー、夏の始まりを感じさせる果物、びわ。
びわは、東アジアを原産とする果樹であり、中国を中心に栽培されてきました。
古来には大薬王樹という名前がつけられ、体液の補充や解熱、咳や痰の緩和など、様々な万能薬として利用されてきた歴史があります。
そんな美味しさと健康効果を兼ね備えた素晴らしいびわの魅力について、詳しく見ていきましょう。

びわの栄養とその働き

びわに、とくに多く含まれる栄養素は、βカロテン、ビタミンC、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸です。
βカロテンは、体内でビタミンAに変換され、視力の維持や免疫力の向上に役立ちます。
ビタミンCは、免疫力向上や美肌効果、風邪や感染症の予防にも役立ちます。
また、びわにはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が含まれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、老化予防や動脈硬化予防、がん予防など健康に役立つ働きが期待されています。
それぞれの栄養素について、もう少し詳しく見ていきましょう。

はじめに、βカロテンについてです。

βカロテンは、植物に自然に存在するオレンジ色の色素です。
体内では、βカロテンはビタミンAに変換されます。

βカロテンとビタミンAは、どう違うのでしょう?
βカロテンは、主に植物性食品に含まれていて、体内でビタミンAに変換されます。
一方、うなぎやレバーなどの動物性食品には、βカロテンの形ではなく、ビタミンAとして含まれています。
ビタミンAは摂り過ぎると、頭痛や口唇炎、脱毛症、食欲不振、筋肉痛などの過剰症が起こることがありますが、βカロテンは、身体で足りない分だけビタミンAに変換されるため、過剰症の心配はありません。

βカロテン及びビタミンAには、抗酸化作用があります。
抗酸化作用は体内の活性酸素を中和し、細胞を保護する働きがあります。
また、βカロテンは視力の維持や眼の健康に重要な役割を果たします。
さらに、βカロテンは皮膚の健康を保護し、紫外線によるダメージから守る働きがあります。
紫外線による酸化ストレスを軽減し、シミやシワの形成を抑制する効果もあります。

つぎに、ビタミンCについてです。

ビタミンCは水溶性ビタミンであり、摂り過ぎても体内に蓄積されずに排出される栄養素です。
そのため、通常の食事ではビタミンCの過剰摂取になることはほとんどありませんが、サプリメントなどで大量摂取すると下痢や胃腸の不快感を引き起こす場合があるため、適切な摂取量を守ることが重要です。

ビタミンCもβカロテンと同様、強力な抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を中和することで細胞を保護する働きがあります。
また、ビタミンCはコラーゲンの合成を促進し、皮膚の健康をサポートします。
さらに、免疫機能を向上させ、風邪や感染症への抵抗力を高める効果も示されています。
そのため、びわは美容効果や免疫力向上に役立つと果物と言えますね。

ただし、ビタミンCは体内に蓄積できずに尿から出て行ってしまうため、毎回の食事でしっかり摂取しなければ、美容効果や免疫力向上の効果は得られにくいと考えられます。
毎食の食事でビタミンCを意識的にとることが大切です。
のちほど紹介するびわのジュースやびわのコンポートは、毎日の食事で少量ずつ取り入れられるため、ビタミンC補給にはうってつけです。
ぜひ試してみてください。

最後に、クロロゲン酸についてです。

クロロゲン酸は、ポリフェノールの一種であり、強力な抗酸化作用を持っています。
クロロゲン酸も、βカロテンやビタミンCと同様、細胞や組織を酸化ストレスから守り、老化や疾患の予防に役立ちます。
びわは、抗酸化作用をもつ栄養素であるβカロテン、ビタミンC、クロロゲン酸の3つを多く含むので、老化予防に最適な果物ですね!
また、クロロゲン酸は血糖値の上昇を緩やかにする効果もあり、血糖管理に有効であることも示されています。

びわの美容効果

びわは、美容効果の高い果物です。
その理由は3つあります。
まず1つ目は、老化を防ぐ抗酸化作用です。
これまで見てきたように、びわにはβカロテン、ビタミンC、クロロゲン酸といった抗酸化物質が豊富に含まれています。
ヒトの肌は、紫外線などによって発生する活性酸素によって細胞が傷つけられ老化していきますが、抗酸化作用によって細胞の老化を遅らせ、肌のハリや弾力を保つことができるでしょう。

理由の2つ目は、コラーゲン合成の促進です。
コラーゲンは、肌の弾力性やハリを保つために重要なたんぱく質です。
びわに多く含まれるビタミンCは、コラーゲンの合成を助けることで、シワやたるみの予防につながります。

最後の理由は、紫外線からのダメージの予防です。
びわに多く含まれているβカロテンは、紫外線からのダメージを軽減する働きがあります。
紫外線は肌に悪影響を及ぼし、シミやシワの原因となる可能性があります。
βカロテンの摂取によって、紫外線からのダメージを防ぐことが期待できます。

びわは、抗酸化作用、コラーゲン合成の促進、紫外線からのダメージ予防効果により、しわやたるみの予防、紫外線からのダメージの予防に優れており、女性にとくにうれしい美容効果がたっぷりつまった果物と言えるでしょう。

おすすめのびわの食べ方

びわはそのまま食べることができます。
成熟したびわは甘くてジューシーであり、熱に弱いビタミンCといった栄養素を直接摂取できます。
びわの皮は薄く、種も小さなため、手軽に食べることができます。

びわをジュースにすることもおすすめです。
びわのジュースは飲みやすく、大量にびわを摂取することができます。
紫外線をたくさん浴びた後や風邪などで免疫力が落ちているときに、たくさんの栄養素を一度で摂取できるびわジュースがおすすめです。

また、びわをコンポートにすることで、食べ方のバリエーションが豊富になります。
びわのコンポートは、びわを砂糖と一緒に煮込んだものです。
砂糖によって甘みが引き立ち、びわの風味がより豊かになります。
びわのコンポートはデザートとして楽しむことができ、アイスクリームやヨーグルトとの相性も良いです。
砂糖の量は好みに応じて調整できますが、砂糖の摂り過ぎは老化に繋がるため、適度な量で楽しむことがおすすめです。

びわは美味しさと健康効果を兼ね備えた素晴らしいフルーツです!
日常の食事に取り入れることで、健康をサポートし、さらに美容効果にも期待することができるでしょう。
ぜひ日常的にびわを食べてみてくださいね。

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